サンタモニカにあった公会堂の思い出

今では良い思い出です

天然コケッコー

くらもちふさこ原作のコミックを山下敦弘監督が映画化した作品で、田舎(ロケーションは島根県)の人々のスローリー・ライフを地でいく暮らしぶりや、まだ初々しい夏帆と岡田将生のフレッシュな魅力が楽しめた。

島根県が舞台、夏帆の出演、その他キャラクターの設定が一部類似していることから、同時期に造られた『砂時計』と似たイメージを持つ作品だが、『砂時計』が長期に渡る大河ドラマ的な物語の構成を持つ作品であったのに対し、本作はそよと広海の中学生時代を、日常のささやかなエピソードを連ねて描く散文的な内容です。

そのエピソードもバレンタインデーだとか修学旅行だとか学園青春ものには欠かせない定番的なものです。

だが、何しろ全学年で7人しかいない分校だけに、その定番的な学園イベントさえ新鮮に感じられる。修学旅行なんて生徒はそよと広海の二人だけだし‥(笑)

脚本家として山下敦弘監督がこれまでコンビを組んでいた盟友・向井康介ではなく、『ジョゼ虎』で注目された渡辺あやと組んだことにより、これまでの山下監督作品とは少々印象の異なる作品であった。

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